天王星

天王星(天空の神ウラノス/ウラヌス)

●プラスの影響:自由、人道主義、客観性

■マイナスの影響:反抗、奇行、革命的行動、強情

天王星は、古代ギリシャでは「天」あるいは「夜空」と呼ばれていました。神話では、天王星はサタンの父であるウラヌスです。天の広大さは、宇宙に向かって開く私たちの心の可能性を象徴するものです。土星の拘束と庇護から遠く離れた天王星は、悟りと自由の精神をもたらします。この自由とは、予期せぬ出来事を受け止めるゆとりを持つこと、あるいは圧力を受けても負けずに自分の個性を主張する強さを持つことを意味しています。しかし度を越すと、訳もなく反抗的になってしまう危険があります。

天王星を通して、私たちの視野は広い宇宙へ向けられ、人類は皆兄弟であることをあらためて理解します。天王星は、人類の権利と自己表現の自由を守ってくれるのです。

天王星は、電気的なエネルギーを持つもの、例えば、テレビ、ラジオ、磁場、レーザー、コンピューター、電子技術などを支配しています。天王星は、直感と創作力の象徴であり、常に将来へ向けられる関心と象徴的で抽象的な考え方を表しています。これは社会の先端を行くことを意味し、個性的な方法での自己表現を意味します。天王星は、みずがめ座の支配星です。