海王星

海王星(海神ポセイドン/ネプトゥーヌス)

●プラスの影響:敏感さ、展望、思いやり、ひらめき、無限の可能性

■マイナスの影響:幻想、ごまかし、現実逃避、混乱、曖昧さ

神話の世界では、海王星は海の神ネプチューンであり、深淵で、測り知れない神秘さを持っています。まさに波が岩を砂に分解するのと同じように、ネプチューンは、心の周りにはりめ。

ぐらした壁を非常にゆっくりと崩し、私たちを神秘の世界へと誘い出します。海王星を包みこんでいるは、海岸に立ちこめるにも似ており、はっきりとした形もなく、現実のものとも思えず、謎に満ちています。

海王星は、私たちの心を清める働きを持ち、それにより私たちは限界に挑戦することができるようになります。火星と違って、海王星には限界はなく、あらゆるものと一体感を感じることができます。しかし、このあらゆるものと一体になることができる能力は、ある意味では曖味さとなって表れます。極度の感受性の鋭さは、この海王星の影響によるものですが、それは人類の苦難に対する深い哀れみの表れでもあります。また、美術、音楽、演劇などの創造的な活動に没頭する能力をもたらすこともあります。芸術家は、海王星から、ひらめきを得るのです。

感覚と想像力が増幅されると、幻想の世界に迷いこみがちになり、アルコールを乱用したり、自分を欺いたり、あるいは自分を見失ったりしがちです。海王星と向きあい、夢を実現させるためには、自分の展望をしっかりと持つことが大切です。海王星は、うお座の支配星です。