家族愛よりる束縛されない自由な生活を求める

水星人にとって、唯一の弱点ともいえるのが、家庭運に恵まれていないことです。
宿命的に愛情の薄い境遇で育った人が多く、結婚に対して明るい希望を持てなかったり、家庭内の問題を抱えている人が少なくありません。

だからといって、結婚や家庭への夢を完全にあきらめているわけではありません。
心のどこかでは温かい家庭を望んでいます。ただ、その望みがなかなか、かなえられないことや、うまくやっていく自信がないことなどから、どうしても刹那的な人間関係におちいりやすく、それでもいいと自分自身を納得させているのです。

結婚を望む女性には酷なことかもしれませんが、この家庭運に恵まれないという宿命には逆らわないほうが賢明です。水星人のあなたにとって家庭を求めることは、逆に自分のよさを殺してしまうことになるからです。悪くすると、水星人の持つ財運までもつぶしかねません。

水星人の女性は、家庭に入っても家事や育児にいそしもうなどとは考えない傾向があります。それよりも、独身時代に味わった遊びの楽しさが、懐かしく
なくなります。新婚時代は我慢できたとしても、しだいに欲求不満が募り、外へ出て遊びたいと思うようになります。そして、いったん外に出れば、セックス好きの性格が災いして、行き着くところは浮気、不倫となってしまうでしょう。

男性も、仕事が終わったらまっすぐ家に帰るという気持ちなど、もともと持ち合わせていませんから、新婚であっても平気で外泊したり、浮気をくり返します。そんな生活に、妻が満足するはずがありません。

それでも、どうしても結婚したいというのであれば、お見合い結婚は避けてください。お見合いだと、相手の社会的地位や収入を判断の基準にして、深く理解しないまま妥協したり、形式だけをとりつくろうような結婚になりやすく、おたがいにとって悲しい結末となりかねないからです。

子どももなかなか授かりませんが、水星人はそのことに、とくに不満を抱いたりはしません。逆に子どもができると、あなたの運気はその子どもに奪われる恐れがあるので、つくってもひとりにしたほうがいいかもしれません。
結婚しても、相互不干渉で自由に生きていくという具合に、常識的には極めて不自然な夫婦生活を送ろうとするのが水星人です。夫に転勤の辞令が下っても、赴任先へついていこうとしない妻の多くは、水星人といってもいいでしょう。