恋愛ゲームが得意な無類のセックス好き

水星人は、別名 「淫魁の星」と呼ばれるほど、無類のセックス好きです。男性はスタミナ抜群で、一度ではけっして終わりませんし、女性もひとたびベッドに入ったら、満足し尽くすまで相手を求め続けます。

男性も女性も、受け身になるのを嫌い、前戯はもちろんのこと、セックスに関しては何から何まで自分が主導権を握らないと満足しません。相手を歓ばせることが自分の歓びでもあるといった感じで、天性ともいえるテクニックを駆使し、さまざまな愛撫や体位を試みます。ですから、水星人と一度でもベッドをともにすると、どんな星人でも離れがたくなってしまうでしょう。

しかし、たとえどんなに激しいセックスをしたとしても、終わってしまえば何事もなかったかのようなクールな態度をとるのが水星人です。相手が水星人の場合、一度や二度、抱いたり、逆に抱かれたりしたからといって恋人気どりでいると、期待を大きく裏切られる結果となってしまいます。
水星人にとって、セックスは単なる遊びのひとつに過ぎません。「セックスしたから相手と結婚する」などという考え方は、水星人にはないのです。これは、男性にかぎらず女性も同様で、セックスによって相手を拘束するようなことはしません。
言葉は悪いかもしれませんが、男性なら乗り上手の別れ上手、というのが、水星人のセックスの大きな特徴といえるでしょう。

こうした行動の背景には、水星人がもともと家庭的な愛情に恵まれていない点が挙げられます。愛情の薄い境遇で育っているため、夫婦とか家庭といったものに対する不信感が根強くあり、遊びでの恋愛やセックスの経験は豊富でも、なかなか結婚に対する夢が描けないのです。

水星人は、相手に少しでも好意を持つと、その人の身体がどうしてもほしくなります。男性女性を問わず、水星人のそうした思いはけっして不自然なものではなく、相手も、そのことであなたのことを不愉快に思ったりしないはずです。ですから、水星人に誘われると、あっさりOKしてしまう人が多いようです。割り切って行動するほうが、いい結果につながるといえるでしょう。

相手が水星人の場合は、結婚とは切り離し、遊び友だちか愛情抜きのセックスフレンドと考えることです。初めからプレイボーイ、プレイガールとつき合っていると自覚していれば、後悔することもないでしょう。