性格
いいたいことがいえない
外見は、春風のようにさわやかな印象を与えているときでも、実は内面では、常に葛藤しているタイプです。
心の中には、いいたいことが山ほどあるのに、本人を前にするとどうしても口に出せないで苦しんでしまうのがこの星の特徴です。
母性が強い
「母性」が必要以上に強いのも見逃せません。女性なら、その母性は細やかな愛情として、たいへん有効にはたらきます。が、男性は要注意。裏目に出て、しつこさ、いじけ、嫉妬心として出やすいのです。
考え方、ものごとのとらえ方が、女性的です。
男性なら、まちがいなく前世は女性だったといえます。
それというのも「やさしくて気が弱い」性格が心の根底部にあるからです。
自分を大事にしすぎる。
いいたいこともいえず、いつもガマンばかりしているのは、ものごとを深刻に考える性格からきているのかもしれません。
そして相手のプライバシーを尊重するあまり、遠慮してしまう人のよさがあるからでしょう。
さらに自分を大事にしすぎる心が、あなたに口を閉ざさせる原因です。
「これをいったら、どう思われるか」「自分の心をキズつけるのでは」
この自己防衛的な気持ちが、いいたいこともいわせないように心の中で作用しているのです。
世間の目を必要以上に気にして、自分の心をさらけ出せない。でもあなたが気にするほど、世間の人々は注目してはいないものです。
頼まれると断れない
他人から相談事を受けると、一緒に悩み込んで、その重みをドッシリとしょい込んでしまうところがあります。
頼まれると断りきれなく、最後は板ばさみになってニッチもサッチもいかないところに追い込まれることも多いようです。
典型的な人情家タイプです。
金運
投資はほどほどに
この星は、なにかに投資して、大きく儲けることには不向きです。急激に入ってくる、大きな金運は期待できません。お金は汗水流くして努力し、働くことによってのみ入ってくると心してください。
用心深いあなたは、大きな損をすることはあまりないでしょう。
出費を締める
金運を上向かせるためには努力が必要です。財産を残したいのなら、入ってくるお金をどうにかしようとするより、出ていくものを、しっかり締めること。
支出に順位を
支出は、重要度により優先順位をつけましょう。生活そのものに関する出費を第一位におき、義理がらみの出費はいちばんあと回しにするという具合に。
工夫と努力のしどころです。必ず家計簿をつけ、出費の状況をいつもつかんでおくことが大切です。
地道な努力で開運
地道な努力と工夫があれば、自然のうちに大きく貯めます。そこから、金運が開けてきます。
適職
転職の落ち着き先
あれこれ経験して、最終的に落ち着くのは、衣・食・住関係の仕事でしょう。人間生活に、じかに関係し、かかわり合っているものです。
向いている職業は
向いている職業は、建築室内インテリア、不動産、理・美容、服飾デザイン、農業、飲食関係と、多種多様です。
これらに若い頃の数々の実体験が必ず生かされることでしょう。
仕事は二の次
あなたの心に占める職業のウエイトは、あまり重くならないようです。
家庭第一のところがあるために、仕事は二の次、三の次にしがちです。
職を転々と
若いときは、職を転々としそうです。理由はいろいろあっても、おおむねストレスのたまり過ぎからくるものです。
職業を変えること自体は、悪くはありません。むしろ変化の時代といわれる今日では、いくつか経験していろいろできるマルチタイプの人間のほうが、もてはやされているくらいです。
恋愛
二人っきりになると
第三者の目から見た印象は、ひかえめで受け身です。
「やさしい顔してアノコ、わりとヤルもんだネェーとー」という歌の通り、見た目と実際がかなりちがう恋愛をするのが、この星の特徴です。
外から見ると理性的ですました感じがしますが、一対一になると、いっ気に大胆になる「ヘンシン」タイプ。
二人っきりになると、もう本能まる出しで、感情のおもむくままにつき進み、恋人をしっかりリードしていくでしょう。
自分の二面性には要注意
AB型カニ座の人は、つきあいはじめると、大きくふたつのタイプに分かれます。
はじめは情熱的なのに、ある時点から理性的になるタイプ。
サッパリしていそうで、心のなかではだんだん相手におぼれていくタイプ。
また心の中に、このふたつのタイプが同居していることも多いようです。
感情と理性が、その場の雰囲気や状況に応じて出てくるのですが、この二面性が相手の心に「?」マークをつけてしまい、タイミングを誤ると、失恋に終わってしまうこともありますから要注意。
「私の心をもてあそんでいるのかな」という不信感を与えたら失敗。恋愛ゲームでは、いつもリード役を演じていて、恋愛感情のチャンネルを気ままに切り替えて楽しんでいるつもりでも、恋人に思わぬしっぺ返しを受けることになりかねません。
恋愛感情に二面性がありますから、やはり結末にも二面性があります。
「スッキリ、サバサバと別れられるタイプと、結婚しなければどうにもならなくなるタイプです。
だれからも悟られず職場恋愛も
職場の恋人に対しては、勤務時間中と、そうでないときの態度を、ガラリと変えます。
まわりから悟られないで、いつの間にかうまく恋を成就させることもやってのけそう。
結婚
すべてに理想を求める
この星の人は、ともかく理想主義者で、結婚でも簡単に妥協しません。「家庭とはどうあるべき」から始まって、「夫」「妻」「子ども」のあるべき理想の姿を、どこまでも追求していきます。
はては、台所で使う小物ひとつにいたるまで、自分の美意識を満足させるものでないと気がすまないほどです。
見方を変えると、「結婚」という現実の生活を通して、やっと子どもから大人に成長できるのかもしれません。理想と現実のギャップのなかで、もまれていくわけです。
しかしその一つひとつを解決していく試練が、この生まれの人には必要です。
苦しいことの原因をすべて、相手のせいにしていると、その結婚は破たんしてしまいます。
「自分の理想を相手に押しつけず、自分に課してみましょう。
包容力のある男性がベター
あなたが女性なら結婚は、男性が年上であればあるほど幸福でしょう。年上の男性は経験も悪富にもち苦労も重ねてきていますから、大きな包容力できっと包んでくれることでしょう。
夫に包容力か社会的経験か、どちらかあることが必要です。
夫婦の危機を乗り越えるために
理想の男性(女性)のつもりが、「こんなはずではなかった」と気づいたとき、相手のなかに、何か一点でも尊敬できるところがあれば、危機も乗り越えていけます。
夫婦のどちらかが、うまくリーダーシップをとれていれば、問題はないのです。
どうせなら、あなた自身がすぐれ者になったほうが得かもしれません。
理想主義のあなたと暮らす人は、いつも緊張感をもたざるを得ないようです。
でも少しくらいは、緊張感があってもいいかもしれません。
それが互いの向上へのエネルギーにもなるのですから。伴侶に向ける感謝の気持ちが、欠点のすべてを解決していくことでしょう。大いに理想を追求しましょう。